はじめに
目次
タイムラプスとは
タイムラプスは、定点から一定の時間間隔で撮影した写真を繋げて、一つの動画にまとめたものです。カメラをまわし放置しておけば、長期間に渡る変化を、短い動画の視聴だけで把握することができます。植物の成長や雲の流れなどの少しずつしか変化しない現象も、ダイナミックで面白い映像になります。
人気のイラスト制作タイムラプス
イラストのメイキングとして作成されるタイムラプスは、SNSや動画視聴サービスで人気のコンテンツとなっています。Adobe Fresco以外のペイントソフトにも、タイムラプス機能が搭載されていることが多いようです。
作成したタイムラプス動画
こちらがAdobe Frescoでイラストを描き、書き出してみたタイムラプス動画です。元は8分2秒でしたがファイルサイズが大きいため、動画編集ソフトで17秒に縮めています。Adobe Frescoのタイムラプスのは長さを指定できないので、後から調整する必要があります。
Adobe Frescoでタイムラプスを作成
Adobe Frescoのタイムラプスでは、データを新規作成した段階から記録が始まり、一つの工程が終わるごとに更新されます。自分で記録の開始や停止ボタンを押すような操作は必要ありません。イラストを描き終えたタイミングで書き出しを行えばOKです。
タイムラプスを書き出す手順
イラスト描いたら、右上の書き出しアイコン押します。出てきたメニューの一番上、「公開と書き出し」を選びます。
画面が変わったら、時計のアイコンの「タイムラプスを書き出し」を押します。
「ドキュメントを書き出し中」と表示されるので、終わるまでしばらく待ちます。(この絵では40秒ほど待ちました。)イラストの工程が多ければ多いほどここで待つ時間が長くなると思われます。
処理が終わり画面が変わりました。タップしてプレビューを再生できますが、すぐに動画を保存または共有する場合は右下にある青い「書き出し」のボタンを押します。
保存や共有する場所を指定し、完了です。
画質の変更
タイムラプスの画質の変更手順です。描画画面右上の設定(歯車アイコン)を押し、一番下の「アプリケーション設定」を押します。
メニュー<一般>の「タイムラプス設定」から、画質と画面サイズを選ぶことができます。
最後に
近年、イラストのタイムラプス動画の需要が高まったためか、様々なペイントソフトでタイムラプス機能が標準で備わるようになりました。iPadなどの機器の画面収録機能を使用して後から速度を早める編集を行うのも一つの方法ですが、ソフト内の機能を使用することでより手軽に作成ができます。面白い機能なので、ぜひ一度試してみてください。
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