イラレでDWGに書き出したがCADで表示されない
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他人が作成したDWG形式のデータに、曲線が多い複雑なものを描き足さないといけない場面がありました。使い慣れているIllustratorで図を描きDWG形式にして保存したのですが、それをAutoCADで開いても真っ黒で何も表示されません。線が見えないだけかな、と思いガバッとドラッグしてみても何も選択されず、視点を変えたりしても空っぽのようでした。
何度か書き出しをやり直したときに、Illustrator側の設定を変えたらうまくいったので詳細を残しておきます。
対処法
対処法は2つです。どちらもIllustratorでの操作です。
1つ目:「選択したアートのみを書き出し」のチェックを外す
書き出すときに出てくるDXF/DWG書き出しオプションのウィンドウで、「選択したアートのみを書き出し」のチェックを外します。これまでオブジェクトを何も選択していない状態でここにチェックが入っていたので、何も入っていないDWGが生まれてしまうようです。
このチェックを外せば、うまく保存されました。
2つ目:書き出したいオブジェクトを選択しておく
保存をする前に、書き出したいオブジェクトを選択した状態でオプションウィンドウで「選択したアートのみを書き出し」にチェックを入れて書き出します。
特に、書き出したいオブジェクトが一部の場合はこちらを選びます。
おわりに
過去に書き出しオプションをいじった覚えはなく、いつから「選択したアート〜」にチェックが入っていたかは不明です。この作業は数ヶ月単位でしか発生しないのですが、また同じことをやりそうなので記録しておきます。
理由がわからず困っている方は、試してみてください。
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