はじめに
目次
Illustratorで整列を頻繁に使う場面があったので、整列のショートカットキーを調べたのですが、デフォルトでは割り当てがなく、自分で設定する必要があるようでした。
ショートカットキーの設定はアクションやスクリプト等を使わずメニューバーの「編集」から簡単にできたので覚書です。

整列以外の他のコマンドも同様に設定できます。
ショットカットキー設定方法
具体的なやり方です。
上部のメニューバーの「編集」から「キーボードショートカット」をクリックします。
「ツール」と描かれているドロップダウンを「メニューコマンド」にして、検索窓で「整列」と検索するか、「オブジェクト」「整列」の順に開いていきます。
他のコマンド(下の「グループ」など)はショートカットキーの表示がありますが、6種類の整列コマンドの横は全て空欄になって何も割り当てがないことがわかります。
いずれかをクリックし、コマンド名横の四角をクリックすると枠が青くなるので、ショートカットキーとして設定したいキーを入力します。
割り当てられるキーには制限があり、かつどのツールやコマンドにも使われてないものでないと設定できません。複数の組み合わせでも「ショートカット○○は既に〜よって使用済みです。」と出てきてしまい、使われていないのを探すのは難しかったです。いろいろ試してみて、空いていて位置的にも覚えやすそうなキーを設定しました。
- 水平方向左に整列→option+command+4
- 水平方向中央に整列→option+command+6
- 水平方向右に整列→option+command+8
本当は3つ隣接したキーがよかったのですが、5と7は使っていたので一個飛ばしにしました。
デフォルトから一切変更していないMacユーザーの方は空いているはずなので、悩んだ方は使ってみてください。Windowsでも、optionをAltにすれば使えるかもしれません。
入力できたらOKを押します。今までショートカットをカスタマイズしたことがない場合は、「キーセットファイルを保存」というウィンドウが出てくるので、名前をつけてOKを押します。
設定したショートカットを実行してみます。
設定したキーで整列ができました。
最後に
キーボードショートカットの設定画面をみていると、「これショートカットできたんだ!」という発見もあります。例えば、「透明度を○%にする」というのは10%刻みで用意されていました。
登録できるものはどんどん登録して、効率化を図っていきたいところです。(キーの組み合わせを考えるのは大変ですが、、)
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