【Google Map 活用】Excelのインポートがうまくいかないときの対処法

GoogleMapのインポート機能でのエラー

目次

GoogleMapの「マイプレイス」では、自分がお気に入り保存した施設を一覧で確認できるほか、「マイマップ」として複数の施設やルートをレイヤー形式で登録ができます。その「マイマップ」のインポート機能を使って、CSVやXLSXのリストをインポートし、一括で施設や地点を登録することが可能です。

以前仕事で複数の地点を確認できる地図が必要になったのですが、緯度と経度が羅列されたリストのExcelデータをGoogle Mapでインポートした際にエラーが発生しました。今回はその解決方法を記しておきます。

解決法①

まずGoogleで検索して拝読したのが、Qiitaのこちらのページ

Excelデータをインポートしてマイマップを作成

同様の現象で、こちらの方法で解決できる方もいるかもしれないので、まずこちらを確認してみてください。

わたしは残念ながら解決できず、「指定された場所が見つかりません。正しい場所の列が選択されているかご確認ください。」と出てくるのみでした。

最終的には、緯度経度(または住所)と施設名称以外の列を全て削除したインポート用のデータを作成することが有効でした。もともとの作業用のデータを複製して、マップでピンを立てるために必須でない情報は極力削除したマイマップ専用のデータを作成してインポートします。

今の所この方法でエラーが起きたことはありません。先方からもらったExcelデータは、施設の位置や名前以外の情報も多く、ごちゃごちゃしていることが多いのです。最近は最初からいらない項目を削除してから読み込むようにしています。情報量が多い時は少々手間ですが、どうにも原因がわからないときは試してみてください。

解決法②

また、元データをいじっていて、Excelの一番上に空行を挿入しておくことで、エラーが消えたこともありました。

読み込んでエラーになったExcelを再度開いて、空行を挿入し、マイマップにアップロードし直します。

マイマップで読み込みが成功した後に「何も情報が入っていない部分がうまく反映されないよ」というような警告文がレイヤーのウィンドウあたりに出てくると思いますが、そちらは無視しても問題ありませんでした。

その他の解決方法

これでもうまくいかない場合ですが、考えられるのは

  1. データのファイルサイズの上限(XLSX、CSV、Googleスプレッドシートなどは40MBまで)を超えている
  2. データの行の上限(2000行)を超えている
  3. 目印の配置orマーカーのタイトルとして利用する列の選択を誤っている
  4. 結合しているセルがある
  5. 一つのシートに複数のリスト(表)を混在させている

などが挙げられます。

1つ目と2つ目に当てはまるときは、中身を複数のファイルに分割し分けて読み込むとよいでしょう。3つ目に関しては、地点の住所や緯度経度の他にたくさんの種類の情報が入っているデータでは、特に注意が必要そうです。また、4つ目に挙げた「結合しているセルがある」という場合もエラーになりやすいので、結合を解除して値を入れ直すとベターです。これらに当てはまっていないか、一度確認してみてください。

おわりに

外部のデータを取り込める機能は非常に便利です。しかし、他の作業にも使用しているデータをそのまま流用すると、マイマップの作成に必要の無い情報が多く含まれているとエラーが起きやすいようです。多少面倒でも必要ない情報は削ぎ落としたり、セルの結合は解除するなど、マイマップ用にデータを整えるほうが、色々と調べるよりも結果的に時間がかからないこともあります。参照する列は合っているはずなのにという方の、お役に立てば幸いです。

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リスメガネ
管理人:リスメガネ

北海道在住の新しいもの好きの会社員です。

学生時代、子供向けのプログラミング教室でデザイナーとレッスン講師をしていた経験があります。

このブログでは、プログラミングやデザインの作業過程や、作業の中で発生した困りごとの解決方法を紹介していきます。

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