【Adobe Fresco】レイヤー分けのやり方

はじめに

目次

Adobe Frescoは、iPadやiPhoneを使ってリアルなアナログ感を表現できるデジタルペイントツールです。

そのAdobe Frescoを使用し始めたときに、「一つのレイヤーの一部を別のレイヤーに分割したい」と思うときがありました。そのやり方は直感ではわかりにくく、使っていく内に解決できたので、メモしておきます。

本記事はレイヤーを分ける方法を紹介しています。
選択範囲のコピーの方法はこちら→【Adobe Fresco】選択範囲をコピーする方法

別のレイヤーにする方法

レイヤー分けしたい部分

Adobe Frescoで描いたイラストで、「花」「花瓶」「花瓶の飾り」を別のレイヤーに描きたかったのですが、誤って「花瓶の飾り」を「花」が描かれていたレイヤーの中に描いてしまったとします。

レイヤー分けしたい部分の説明

別のレイヤーに移動させたい部分をカットする

左のツールバーから、選択ツール(バケツツールの上)を選びます。

選択ツールをタッチ

レイヤーを分けたい部分を選択ツールで囲みます。囲み終わったら、現在描画を行っているレイヤー(枠が青くなっているレイヤー)をタッチします。

選択ツールで囲む

メニュー(レイヤーアクション)が出たら「選択範囲をカット」を選びます。

選択範囲をカット

選択していた範囲をペーストする

選択範囲として点線で囲まれていた部分が消えたことが確認できたら、レイヤーをタッチします。タッチするのはどのレイヤーでもOKです。(点線で囲んでいた花瓶の飾りのイラストはこのレイヤーからはなくなりましたが、記憶されているので問題ありません。)

任意のレイヤーをタッチ

レイヤーアクションが表示されるので、「選択範囲をペースト」をタッチします。

選択範囲をペースト

新しくレイヤーが追加され、そこに先ほどカットしたイラストがペーストされています。ここでペーストしたイラストを移動させることもできますが、その必要がなければ右上の「完了」を押します。

できたレイヤーを確認する

 

通常の描画画面に戻ります。

花瓶の飾りを、別のレイヤーとして分けることができました。

レイヤー分けが完了

最後に

イラストの一部を選択ツールで囲み、別のレイヤーに分ける方法を紹介しました。

ちなみに、レイヤーアクションの「選択範囲をカット」を押すと選択していた部分が消えますが、選択していたところも残したい時は「選択範囲をコピー」を選びます。

レイヤーをタッチしたときに表示される「レイヤーアクション」には、レイヤーを複製したり空のレイヤーを追加する、といった項目もあります。レイヤーに関する操作をする際は、いずれかのレイヤーをタッチしてレイヤーアクションを表示させる、と覚えておくと良いでしょう。

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リスメガネ
管理人:リスメガネ

北海道在住の新しいもの好きの会社員です。

学生時代、子供向けのプログラミング教室でデザイナーとレッスン講師をしていた経験があります。

このブログでは、プログラミングやデザインの作業過程や、作業の中で発生した困りごとの解決方法を紹介していきます。

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