はじめに
目次
Adobe Frescoで新規ドキュメントを作成した時に作成される白い長方形をキャンバスといい、この上に絵を描いていきます。(Adobe Frescoの設定では「カンバス」「アートボード」、Adobeのヘルプでは「キャンバス」と呼ばれています。この記事では「キャンバス」と呼ぶことにします。)
このキャンバスの大きさは新規ドキュメント作成時に設定できますが、後から大きさを変えることもできます。右上の設定タブから数値を変更するのですが、せっかくなのでこの設定タブからは他にどんなことができるのかも一緒に紹介しています。
Adobe Frescoでのキャンバスサイズ変更のやり方
まず、キャンバスサイズの変更方法についてです。
右上の歯車アイコンを押す
ワークスペース右上の歯車アイコンを押すと、現在のキャンバスのサイズが確認できます。変更するときは、数値の下の「変更」をタップします。
数字を変更する
左に並んでいるプリセット(正方形や、デバイスの画面サイズ、A4サイズなどあらかじめセットされたもの)を選択するか、右の数字をタップしてテンキーで数値を入力します。縦横を変えたい場合は、「方向」の右のアイコンをタップします。解像度を確認したり変えたい場合は、「>印刷サイズ(解像度)」を押します。
キャンバスのサイズを変えたら、既に描いているイラストのサイズや位置を調整する画面になります。
青い枠の角をドラッグし絵を拡大縮小したり、中心近くをドラッグして位置を変えます。できたら右上の完了を押します。
他に「設定」でできること
設定メニューからは他に何ができるのかを紹介していきます。
ファイル名の変更
イラストが小さな画像になっていて、この画像の右の文字列がファイル名です。初期設定では「名称未設定○○(日付など)」となっています。
文字の部分を押すと、名前の変更ができます。「保存」を押すと変更が反映されます。(ホーム画面からでも名前は変えられます。)
反転
押すと左右または上下に反転します。ツールバーにある変形ツールでレイヤー単位で反転ができますが、こちらはキャンバスを含めて、描画したもの全てが反転されます。

絵のバランスをチェックしたいときによく使います。
回転
キャンバスごと90度ずつ回転します。
アートボードプレビュー
アートボード(キャンバスと)からはみ出した部分の表示・非表示を切り替えられます。
アートボードプレビューをオンにしていると、アートボードからはみ出ている部分は非表示になります。
オフにしていると、画像が全て表示されます。
もともとはみ出しているものがない状態でオン・オフを切り替えても、見た目に変化がありません。
画像に書き出す時は、アートボードの形でトリミングされます。アートボードプレビューをオンにしていると、書き出してみるとサイズが変わっている!というのを防ぐことができます。
最後に
キャンバスのサイズ変更をはじめ、Adobe Frescoの設定でできることを紹介しました。他のソフトでもよく似たアイコンが使われていると思うので、慣れている方は問題なく使えると思います。
それぞれの機能の効果は単純ですが、紹介している方があまりいなかったので、〇〇の設定はどこからやるの?と困っている方や初心者の方の助けになれば幸いです。
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